海外文学一覧

男は妻への腹いせに素性の分からない女と一夜を過ごした。それなりの気晴らしが出来て部屋に戻ると妻が殺されていた。 殺人の容疑をかけられるが、男には犯行時刻に女と一緒にいたという確かなアリバイがあった。 男の無実は簡単に証明できるはずだったが……/幻の女 ウィリアム・アイリッシュ 訳 黒原敏行

新刊として本屋さんに平積みされていて、鮮やかなオレンジ色の表紙に惹かれて手に取り、冒頭の一文を読んですぐレジに持っていきました。 読了...

人々の生活を変える画期的な自動ロボットを開発した男は、罠に嵌められ三十年の冷凍睡眠を強いられる。目覚めた三十年後の未来で見たのは見覚えのある自動ロボットの進化した姿だった/夏への扉 ロバート・A・ハインライン 訳 福島正実

お勧めのSF小説としてよく挙げられている作品でしたので読むことにしました。 猫好きの人にお勧めの小説としても名前の挙がることの多い有名...

不都合な真実を暴け。奪われた全てを取り返す為の彼女の戦いは、やがて国を揺るがす大スキャンダルへと発展する/ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 スティーグ・ラーソン 訳 ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利 

※この記事は「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」と「ミレニアム2 火と戯れる女」に続く第三部「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」につい...

母親を守りたかった少女の声は、誰にも届かなかった。全てが敵だとわかった時、彼女の復讐が始まった/ミレニアム2 火と戯れる女 スティーグ・ラーソン 訳 ヘレンハルメ美穂 山田美明

※この記事は「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」の続編「ミレニアム2 火と戯れる女」についての内容となりますので、「ミレニアム1 ドラゴ...

四十年前少女は何を見て怯え、そして消えたのか。少女失踪事件に天才ハッカーとジャーナリストが挑む/ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 スティーグ・ラーソン 訳 ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利

鮮やかな黄色の装丁に目を惹かれ、手に取りました。 背表紙の「ミレニアム」というタイトルを見てもピンとこなかったのですが、「ドラゴン・タ...